認知症家族介護教室

11月8日(水)・15日(水)の2回にわたり、桜谷の里 地域交流スペースにて認知症家族介護教室を開催しました。
この教室は認知症の方を支えるご家族を対象とし、ミニ勉強会と交流会を実施して介護者の仲間づくりや日頃の疑問や不安を分かち合うことを目的としています。
第1回は『介護家族の方の健康について』と題し、谷野呉山病院 認知症疾患医療センターの石倉 精神保健福祉士より、認知症疾患医療センターの役割や、介護家族の心や体を軽くするポイントについてご紹介いただきました。
第2回は『認知症の運転支援』をテーマに、富山西リハビリテーション病院の吉村 作業療法士より、運転に関わる法律や制度、病院で実施している運転支援に関してお話しいただきました。






















ミニ勉強会後に行われた交流会では、「認知症になったとき、どこで診てもらえばいいのか。誰に相談すればいいのか。」「本人の言動にイライラするときの対応方法を知りたい。」といった意見が出されました。講師からは医療関係者としての体験談や本人のできることに目を向けて感謝を伝えることの大切さを助言いただき、参加者同士でも経験談を語り合いました。
教室終了後、参加者からは「今まで言いたかったけど言えなかった話を聞いてもらえた。」「アドバイスをもらえてありがたい。」といった感想をいただきました。